寝方には主に「仰向け・横向き・うつ伏せ」の3つがありますが、その中で最も疲れが取れるとされているのが「仰向け」です。横向きは身体に負担が少ない反面、身体の歪みを助長するリスクがあります。
仰向けで寝ることは、肩の筋肉をリラックスさせ、血流を改善するために効果的です。これにより、肩こりが和らぎやすくなります。枕の高さが適切かどうかは重要で、頭をのせたときに目線が真上を向いて呼吸がしやすいか、首が枕にしっかりと支えられ、肩と肩甲骨がマットレスに密着しているかを確認することが推奨されています。
仰向け姿勢では、背中全体で体重の圧力を支えることで負担が少なく、安定した寝姿勢を保つことができます。手足の自由な動きが可能であり、体液循環も良好なため、筋肉のこりが少なくなると言われています。また、猫背の改善や防止にも効果が期待できます。
個人によっては呼吸しやすさや身体への負荷に違いがあるため、最適な姿勢は人によって異なることを覚えておくべきです。